のべの節約ブログ
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パチンコ

スマパチ(スマートパチンコ)ってなに? 従来のパチンコとの違いを徹底解説。

 今回は、スマートパチンコ(以下スマパチ)に絞って、解説していきたいと思います。

 システムだけではなくて、スペックにも影響しています。昨今のパチンコは単純に通常時・確変時、確変機・ST機などの違いだけで語れるものではなくなってきています。

 スマパチ対応機種は、それに輪を掛けて複雑なスペックを盛り込める仕様になっているようですよ。

スマパチってなに?

 そもそもスマパチとは何かと言うと、内部で玉を循環させ、持ち球などをデータ化する事で、ユーザーが玉に一切触れることなく、パチンコを遊技できる遊技機のことを言います。

 最近はスマートパチンコで、ドル箱がなくなったホールも多いですが、それをもっと突き詰めたものですね。上皿・下皿そのものがなくなって、玉は盤面内部でのみ視認できる形になります。

 ゲームセンターでパチンコを遊技されている方は馴染みがあるかもしれませんね。

 あとは中古のパチンコを自前で購入して、循環システムをオプションで追加した際も、同じような感覚で楽しめます。

 システム自体のメリット・デメリットを考えてみましょうか。

スマパチのメリットとは?

①玉を移動させる手間がなくなる。

 上皿・下皿がない分、『玉を下皿から上皿へ移動』や『ドル箱の玉を上皿へ移動』といった行為が不要となります。また、下皿の玉を抜き忘れて、『下皿の玉を抜いてください』などの警告を受けずに済みます。

②玉こぼれが防げる。

 玉を移動させる手間がなくなるということは、その際に発生する玉こぼれも防げるということです。ドル箱の玉を直接上皿へ流し込もうとして、目測を誤って周辺に玉をぶちまけた方は、一人や二人ではないでしょう。

 1玉を重視する節玉副業には大敵です。それを防げるとあっては、諸手を上げて歓迎する他ありません。

③ゴト行為対策になる。

 これはどちらかと言えば、店側のメリットにもなるかもしれませんね。

 玉の通り道を利用して行われるゴト行為への対抗策になります。ゴト行為者に対する利益が正当な客である皆さんに還元されると思えば、私たちにとってのメリットとも言えるでしょう。

④衛生的。

 昨今、新型コロナウイルス関係で、衛生面が気にされていますよね。

 多数の人たちが触れるパチンコも、玉への接触がない=玉に関しては衛生面を気にする必要がなくなる。ということです。

 台のボタンやハンドルのように、逐一 掃除することは困難なところですので、ここもメリットと言えるでしょう。

スマパチのデメリットは?

①出玉感がなくなる。

 連チャンして大量出玉を獲得した時、下皿に溜まった玉を抜く時の高揚感、あるいは自分の椅子近くに高く積まれたドル箱を振り返って確認する時の快感。それらが得られなくなるのは、デメリットといえばデメリットかもしれません。

 ドル箱積んでないと、連チャンしてる気がしないって人もいますしね。

②出玉制限がある。

 スマパチには『コンプリート機能』といって、その日の差玉が最もマイナスとなったところを基点として、95000発に到達すると打ち止め(遊技不能)となるシステムです。

 とはいえ、これはスマパチに限定された話ではなく、2022年11月以降に申請された全ての機種に搭載義務がある機能ですので、Pタイプの機種にだって当てはまります。

 まあ、そもそも95000発なんて日常茶飯事で出る出玉ではないので、あまり気にする必要はないでしょう。

スマパチのスペックについて

 私が新台でまず確認するのが、確率分母です。要はミドルか、ライトミドルか、甘デジか、という話なんですが、これまではミドルの約1/319が一番重いスペックでした。

 ですが、スマパチは制限が約1/349以上に変更とされました。より爆発力・安定力が期待できる機種が増えるものと思われます。

 以前は1/399のMAXタイプがありましたが、少し原点回帰したイメージがありますね。

 それに加えて『Cタイム』というシステムが追加された事に関しては、知っていた方が良いでしょう。

 『C時短』という言葉に聞き覚えはないでしょうか。

 ハズレ変動に対して、突然時短を抽選するシステムなのですが、『P真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH』が一番、ピンと来るでしょう。

 右打ち中にC時短(ハズレ変動ではあるが、時短に当選)を引き、延長させた時短の中で大当たりを目指す。というシステムでしたね。

 『Cタイム』はそれを進化させた形になります。

 『大当たり』ではないが、『大当たりに結び付くチャンス』を得られるシステムです。

 あくまでチャンスであって、『Cタイム』を獲得したからといって大当たりが確定するわけではありませんので悪しからず。

 『Cタイム』の契機は機種ごとに違うようですが、例えばスマパチの先駆けとなる『e聖闘士星矢 超流星CliMAX349』では以下の通りとなっています。

 『Cタイム』=CliMAX CHANCE(成功すればRSHU ※成功率約1/5)

 『Cタイム』契機

 ①RWMクリア時

 ②CliMAX CHANCE失敗後1324回転消化時

 ③RUSH非突入大当り後の一部

 ④RUSH終了後

 となっています。

 これは中々秀逸なシステムですよ。

 ①RWMクリア時というのは、店側が電源を落とすだけではなく、設定をリセットする必要があるのですが、もし毎回RWMクリアをするホールであったら、朝一に台を取って回すメリットがあります。

 5回に1回は、1回転目で大当たりするわけですから。

 少なくとも新台入れ替え1発目は狙う価値ありです。

 まあ、RWMクリアの恩恵が大きいので、店側もそうそう実施しないでしょう。そうすると②CliMAX CHANCE失敗後1324回転消化時が、活きてきます。

 RWMクリアできないので、いつがCliMAX CHANCE失敗後1324回転消化時か、朝一からは判別できません。ですので、いきなり遊戯中いきなりCliMAX CHANCEが発生することも考えられるのです。

 これは攻略に大きく関わってきますね。

 さて、スマートパチンコの説明は以上です。

 できるだけ分かりやすく説明したつもりですが、いかがだったでしょうか。

 皆さんの収支改善の一助になれば幸いです。

 ありがとうございました。