パチンコを打つ上で、何を精神的な支柱にするのかは、とても重要な問題です。
単純な遊戯目的で選ぶのなら、自分の好きなアニメや漫画のタイアップ機種。或いは出たばかりの新台を打てば良いでしょう。
ですが、勝ちたいのならば、勝率を上げたいのならば、やはり回転率に重きを置くべきです。
今回はボーダー理論の重要性について、説明していきたいと思います。
ボーダー理論とは?
そもそもボーダーとは何を指すのか。簡単に言えば、1000円を使って20回転させることができたとしましょう。
上記の台のボーダーが18だった場合、+2回転させることができました。ボーダー理論的には、打ち続ければ『確率的に』収支はプラスが見込める、となります。
逆に、ボーダーが22だった場合、-2回転となります。打ち続けても『確率的に』収支はマイナスとなるのです。
この『確率的に』というのがミソです。どちらのパターンでも、絶対に勝てる、絶対に負ける、なんて事はありません。勝率80%とは、20%で負ける事と同義です。
それでも。同じ条件で勝率80%の台と勝率70%の台があれば、前者を選びますよね? ボーダー理論とは、そういう理論なのです。
ちなみに、勝率80%の台なんてありませんので悪しからず。パチンコは勝率50%に届かないのが当たり前なんです。
ただし、3日遊戯したとして、
1日目:ー2万円
2日目:ー3万円
3日目:+6万円
上記の結果が出たとしたら、勝率は33.3%で負け越していますが、収支は1万円のプラスですよね?
副業パチンコはこれを突き詰めたものになります。
ボーダー理論と対極? オカルト理論とは?
ボーダー理論が、確率に重きを置いているのに対し、オカルト理論は、台の挙動や回転数など、根拠のない理屈に基づいて打つ台を決める理論です。
『台が騒がしくなってきた。当たりが近い』
『何の演出も起きない。波が悪いから、しばらくは当たりが来ないな』
『〇〇(メーカーの名前)は朝一100回転までが熱い』
『確変中に昼休憩に行くと、休憩後にすぐ終わる』
『STが半分を切ってしまった。少し台を寝かせよう』
こんなセリフを、周囲の友人・知人が漏らしてはいませんか?
これこそが、何の根拠もないオカルト理論です。大当たりなんてものは乱数によって決定するので、事前の挙動では察知できません。
以前、そうだったから。誰それが、そう言っていたから。雰囲気や感覚で、そんな気分になっているだけなのです。
もちろん、オカルトだと割り切っている分には問題ありません。
『休憩を挟むと終わる気がするから、確変中は席を立たない』
別に何の問題もありません。席を立とうが立つまいが、確率的には変わらないのですから、自分の気分で決めてしまっても不都合はないですよね?
ただし!
『この台。ボーダー+5回転くらいするけど、波が悪いから止めよう』
こうなってしまってはダメです! 収支的にプラスを見込める台を掴めたのに、自分から捨ててしまっては勝てるものも勝てません!
仮に負けてしまったとしても、収支+の台を打つ選択肢は正しいのです。
『期待値を積めたから良いんだよ』
パチプロが良台を掴んで負けた時に、こう言って自分を慰めていますが、本当にその通りですよ。
ボーダーは+何回転が目安?
機種によって、ボーダー+1回転の重みは違います。
ボーダーが15回転の機種で、17回転するのと
ボーダーが20回転の機種で、22回転するのとでは
同じ+2回転でありながら、実は前者の方が優秀なのです。ちょっと理由は面倒なので割愛しますが、
ボーダーが低い機種を打った方が、ボーダー+1回転の重みは大きいと覚えておきましょう。
このブログは初心者・中級者向けに書いているので、皆さんはボーダー以下の台を打たないように、心がけて頂ければ良いかと思います。
ただし、最初の1000円だけ計算して、
『ボーダー+10回転!お宝台だ!』はダメですよ。
パチンコは上ムラ・下ムラと言って、最初の1000円で回っても、次の1000円で回らないって事がザラにあります。
お金を入れる度に計算して、回転率を出していきましょうね。面倒くさいかもしれませんが、とても大事なことです。
ちなみに、その機種ごとのボーダーラインを決定するのは、『初当たりの確率』と『初当たり一回分の期待出玉』です。
自分で計算するのは非常に厄介です。攻略サイトを参考にしましょう。
【データロボサイトセブン】出玉推移グラフや大当り履歴など情報が満載!上記のサイトがお勧めです。ボーダーや攻略情報も満載ですので、非常に重宝します。
それでは、打つ機種のボーダーは必ず事前にチェックして戦に挑みましょう。
それでは、皆さんの勝率UPの一助になれば幸いです。
ありがとうございました。